Captain!新しいセメスターも始まり、私も「英語科目」をとることになりました!
そこで、今日はこの間の続きの「英語習得」に関してお話を聞きたいのですが、お願いできますか?
よし、じゃあ今日は「英語習得」にテーマを戻して、お話ししていこう!
いつもながらだけど、僕が実際にしたことを紹介する前に、その「土台になった考え方」をまずは説明するよ。
そして、次回から具体的な僕の例を紹介していこう!
はじめに
我々が「言語習得」を考えるとき、主に以下「4つのカテゴリー」での勉強を思い浮かべると思います。
- Listening(聞く)
- Reading(読む)
- Writing(書く)
- Speaking(話す)
おそらく、これはTOEIC, TOEFL, IELTS色々な試験で、これら4つのカテゴリーがあるためでしょう。
みなさんは、この4つのカテゴリーをどのように勉強していますか?
試験対策の教材では、各チャプターがあり、そこでListening, Reading, Writing, Speakingの順番に内容が書かれています。
各チャプターでは、それぞれのセクションで高得点を取るため、出てくる単語や問題を解くコツなどを紹介し、練習するエクササイズなども載っているでしょう。
しかし、【英語習得③】でもお話ししたように、僕はこの各セクションを別々に勉強する方法は、あくまでも「試験で高得点をとる」目的のためだと思っています。
僕も以前TOEFLやIELTSの勉強をしていた時、セクション別に「今日の午前はListening、午後はReading」などと行なっていました。
しかしその後、英語を日常で使うようになって思ったのが以下の問いでした。
そもそも言語って4つ別々に勉強する必要あるのか・・・?
これは現地で生活する上で、Listening, Reading, Writing, Speakingを区別して生活していないことからの気づきからです。
Input & Outputで英語習得する「2カテゴリー勉強法」!
その事実に気づいた後、「じゃあ、どうすれば英語習得が、より効率的にできるのか」を考えました。
その結果、僕がたどり着いた結論はこうでした。
4つのカテゴリーではなく「2つのカテゴリー」で勉強したらより効率的!
焦点を当てたのは、「InputとOutput」を繰り返すという方法。
・・・どういうことか。
そもそも、言語習得に限らず、何かを覚え、それを使えるようになることは、「自分の中に取り入れたものを、消化・理解し、自分で使える形に変換すること」だと思っています。
車の運転も、プログラミングの勉強も、「教えられたら使う」「覚えたら使う」
それを繰り返すことで、自分の中に定着し、無意識レベルで使えるようになる。
この「使う」をしないと、いくら多くのものを取り入れても、一生使うことはできません。
我々の脳は、日々使うものに対して「重要なんだ!」と必要性感じ、覚えるようになっています。
一方、使わないことに関しては「不要なんだ!」と感じ、忘れます。
言語も一緒です。
「Input」→「そのInputのOutput」を繰り返すことで自分の中に定着し、使えるようになってくるのです。
その結果、「本当の意味で使える英語」が習得できるのです。
僕のおすすめする勉強法は、新しく取り入れたこと(Input)をすぐ使い(Output)、「使えるもの」に変換する。それを繰り返し、効率的に「使えるもの」を増やしていくという方法です。
この視点から考えると、Listening, Reading, Writing, Speakingを4つ別々ではなく、2つのカテゴリーで勉強をするという考え方になります。
分け方は、「会話」か「読み書き」か。
「会話」であれば、Listening (Input)と Speaking (Output)を繰り返す
「読み書き」であればReading (Input)と Writing (Output)を繰り返す
まず、新しい単語や言い回しを耳にしたら、それを口に出して、自分の日常で使ってみる。
新しい単語や文法を目にしたら、それをメールなどの日々の生活で使ってみる。
これで「Input」→「そのInputのOutput」の構造が出来上がります。
また、これをすることによって、その単語や文法が日々の生活で実際に「よく使われるものかどうか」も判別することができます。
あまり使われないものであれば、伝えた相手が「えっ?」っていう反応をします。
もしネイティブや英語上級者の友人がいたら「これを覚えたんだけど、普段の生活でよく使う?」って確認するのもいいでしょう。
覚えた単語や文法が、自分の日々の生活であまり使われないものであれば、忘れて結構です。
なぜなら、それらは「買ったはいいけど、使わずに家のどこかで眠っているもの」と一緒で、結局使わないのですから。
それらを使う時が来たら、その時にまた復習すればいいのです。
全てを覚えようとせず、全てを使おうとせず、日々自分の使える単語や文法を一つでも増やしていくこと
それが英語習得への近道です。
さいごに
今日は、【英語習得 実践編】にて、次回からご紹介する「2カテゴリー勉強法」の土台となる考え方をご紹介しました。
実際に僕がどのようにこの2カテゴリー勉強法を行ったのかは、【英語習得 実践編③】と【英語習得 実践編④】あたりで、会話と読み書きのカテゴリー別にご紹介したいと思います。
それでは、皆さん今日も行ってらっしゃい!