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【英語習得 実践編②】 2カテゴリー勉強法!

サクラ
サクラ

Captain!新しいセメスターも始まり、私も「英語科目」をとることになりました!

そこで、今日はこの間の続きの「英語習得」に関してお話を聞きたいのですが、お願いできますか?

Captain
Captain

よし、じゃあ今日は「英語習得」にテーマを戻して、お話ししていこう!

いつもながらだけど、僕が実際にしたことを紹介する前に、その「土台になった考え方」をまずは説明するよ。

そして、次回から具体的な僕の例を紹介していこう!

サクラ
サクラ
楽しみです!よろしくお願いします!

はじめに

我々が「言語習得」を考えるとき、主に以下「4つのカテゴリー」での勉強を思い浮かべると思います。

  • Listening(聞く)
  • Reading(読む)
  • Writing(書く)
  • Speaking(話す)

おそらく、これはTOEIC, TOEFL, IELTS色々な試験で、これら4つのカテゴリーがあるためでしょう。

みなさんは、この4つのカテゴリーをどのように勉強していますか?

試験対策の教材では、各チャプターがあり、そこでListening, Reading, Writing, Speakingの順番に内容が書かれています。

各チャプターでは、それぞれのセクションで高得点を取るため、出てくる単語や問題を解くコツなどを紹介し、練習するエクササイズなども載っているでしょう。

しかし、【英語習得③】でもお話ししたように、僕はこの各セクションを別々に勉強する方法は、あくまでも「試験で高得点をとる」目的のためだと思っています。

僕も以前TOEFLやIELTSの勉強をしていた時、セクション別に「今日の午前はListening、午後はReading」などと行なっていました。

しかしその後、英語を日常で使うようになって思ったのが以下の問いでした。

そもそも言語って4つ別々に勉強する必要あるのか・・・?

これは現地で生活する上で、Listening, Reading, Writing, Speakingを区別して生活していないことからの気づきからです。

Input & Outputで英語習得する「2カテゴリー勉強法」!

その事実に気づいた後、「じゃあ、どうすれば英語習得が、より効率的にできるのか」を考えました。

その結果、僕がたどり着いた結論はこうでした。

4つのカテゴリーではなく「2つのカテゴリー」で勉強したらより効率的!

焦点を当てたのは、「InputOutput」を繰り返すという方法。

・・・どういうことか。

そもそも、言語習得に限らず、何かを覚え、それを使えるようになることは、「自分の中に取り入れたものを、消化・理解し、自分で使える形に変換すること」だと思っています。

車の運転も、プログラミングの勉強も、「教えられたら使う」「覚えたら使う」

それを繰り返すことで、自分の中に定着し、無意識レベルで使えるようになる。

この「使う」をしないと、いくら多くのものを取り入れても、一生使うことはできません。

我々の脳は、日々使うものに対して「重要なんだ!」と必要性感じ、覚えるようになっています。

一方、使わないことに関しては「不要なんだ!」と感じ、忘れます。

言語も一緒です。

Input」→「そのInputOutputを繰り返すことで自分の中に定着し、使えるようになってくるのです。

その結果、「本当の意味で使える英語」が習得できるのです。

僕のおすすめする勉強法は、新しく取り入れたこと(Input)をすぐ使い(Output)、「使えるもの」に変換する。それを繰り返し、効率的に「使えるもの」を増やしていくという方法です。

この視点から考えると、Listening, Reading, Writing, Speakingを4つ別々ではなく、2つのカテゴリーで勉強をするという考え方になります。

分け方は、「会話」か「読み書き」か。

「会話」であれば、Listening (Input)と Speaking (Output)を繰り返す

「読み書き」であればReading (Input)と Writing (Output)を繰り返す

まず、新しい単語や言い回しを耳にしたら、それを口に出して、自分の日常で使ってみる。

新しい単語や文法を目にしたら、それをメールなどの日々の生活で使ってみる。

これでInput」→「そのInputOutput」の構造が出来上がります。

また、これをすることによって、その単語や文法が日々の生活で実際に「よく使われるものかどうか」も判別することができます。

あまり使われないものであれば、伝えた相手が「えっ?」っていう反応をします。

もしネイティブや英語上級者の友人がいたら「これを覚えたんだけど、普段の生活でよく使う?」って確認するのもいいでしょう。

覚えた単語や文法が、自分の日々の生活であまり使われないものであれば、忘れて結構です。

なぜなら、それらは「買ったはいいけど、使わずに家のどこかで眠っているもの」と一緒で、結局使わないのですから。

それらを使う時が来たら、その時にまた復習すればいいのです。

全てを覚えようとせず、全てを使おうとせず、日々自分の使える単語や文法を一つでも増やしていくこと

それが英語習得への近道です。

さいごに

今日は、【英語習得 実践編】にて、次回からご紹介する「2カテゴリー勉強法」の土台となる考え方をご紹介しました。

実際に僕がどのようにこの2カテゴリー勉強法を行ったのかは、【英語習得 実践編③】と【英語習得 実践編④】あたりで、会話と読み書きのカテゴリー別にご紹介したいと思います。

それでは、皆さん今日も行ってらっしゃい!

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