前回の「毎日を楽しむことの出来ない人」の3つの精神ですが、今までの記事の中でも上位に入る閲覧数がありました。
読んでいただき、ありがとうございます!
そして同時に、(僕も含め)日本人は「毎日を楽しむ」ことが苦手な人が多いのかなぁとも思いました。
今回は「人生を楽しんでいる人たちの特徴」3選とし、僕の周りで人生を楽しんでいる人たちの特徴を3つ挙げていきたいと思います。
皆さんにはいくつ当てはまるでしょうか?
特徴①「休み・遊びの予定」を先に入れている
僕の周りで人生を楽しんでいる人たちは、休みや遊びの予定を先に入れている人が多いです。
例えば、イタリア人の友人に「今度の休み何するの?」って尋ねたら「XXXに旅行に行って、XXXXして、その後XXXに行って」という具合に、すぐに返答が返ってきます。
また、スウェーデン人の友人のオフもかなりハッキリしています。
「俺、育休で向こう1年くらいは月曜日働かないからミーティングはそれ以外の時間でよろしく」とか(ちなみにスウェーデンの男性の育休取得率は9割を超えるらしいです)
「7月は丸1ヶ月仕事しないから、その期間プロジェクトから離れるけど、よろしく」など普通に言ってきます。
日本人の友人でも、1ヶ月後「XXXに旅行に行く」や今日は「XXXにご飯を食べに行く」など遊びの予定をしっかり入れている人もいます。
彼らは「休む」と周りに公言し、上手に休む・遊ぶのです。
そして、この「公言」をすることのメリットは、仕事などの「邪魔」が入らないようにうまく休めるという点です。
一方、人生を楽しんでなさそうな友人に聞くと、「ん〜どうかなぁ」「休み取れればねぇ〜」「子供の予定次第かなぁ〜」という曖昧な答えが返ってくることが多いです。
「遊びの予定が入っている」ことが正解というわけではありません。
ただ、人生を楽しんでいる人の特徴として、「休みをどう楽しむか」という予定を先に立てられている人が多いのです。
もちろん、立てていた予定を変えなくてはいけないことも出てくるでしょう。でも、彼らはその次、その次と「遊びの予定」をうまく入れていくのです。
そして、遊びの予定があるからこそバリバリ仕事に打ち込めるという「メリハリ」のついた日々を送れている人が多いのです。
特徴② 大きな楽しみだけではなく、小さな楽しみを見つけることができている
人生を楽しんでいる人たちは、「大きな楽しみ」を見つけるだけではなく、日々の「小さな楽しみ」を見つけるのが非常に上手です。
ちなみにここでいう「大きな楽しみ」とは、例えば旅行でXXXに行って、YYYを食べて、ZZZを観光して・・・など、ある程度時間とお金のかかる遊びです。
でもこのような「大きな楽しみ」って、ある程度の時間は必要だし、お金は必要だし、そうそうできるものでもありません。
結果、1年に1回〜2回遊べればいいという感じになり、あとは「仕事一辺倒」になって、しんどい日々を送ってしまうのです。
また、「自分には年に1〜2回くらいしか楽しみがない」と思ってしまうので、仕事に戻るのが億劫になってしまうのです。
でも、周りで人生を楽しんでいる人たちは、「小さな楽しみ」を日々の生活で見つけることをしています。
ふと散歩に行き、道端に咲いている草花(今は紫陽花の季節ですね)を見つけ、「おぉ〜綺麗だなぁ〜」と思い、インスタに載せてみる。
天気の良い日にドライブをしたりして今の青々とした初夏の山をめぐってみる。
クックパッドを見て、初めて作った料理が思っていたよりも美味しかった。
帰り道、いつも寄らないお店に寄って、買い物をしてみる・・・など
人生を楽しんでいる人は、お金と時間をかけて行う「大きな楽しみ」だけではなく、毎日感じることのできる「小さな楽しみ」を感じる「心のゆとり」を持っています。
また、それらの小さな楽しみを「探す」という行為もしています。
人生を楽しめない人は、「楽しいことないかな〜」と言って、受け身で待っている人が非常に多いです。
でも、その待っている間、どのくらいの頻度で「楽しいこと」がやってくるでしょうか?
残念ですが、「楽しいこと」がどこかから「お〜い!」って手を振ってやってくることはそうそうありません。
人生は毎日が小さな宝探しです。
大きな宝はなかなか見つからなくても、小さな宝はすぐそばにあったりします。
それを探す余裕や姿勢が、毎日を楽しく生きる一歩かもしれません。
特徴③ 表情が豊か
人生を楽しんでいる人は表情が豊かな人が多いです。
日本では思った感情(特に負の感情)を公の場で出すことを「良し」としない文化があります。
しかし、自分が持つ感情を押し殺し、別な感情を作り出すことを繰り返すと、「感情疲弊」というものを引き起こします。
我々には「(身体の)体力」というものがあると同様に「感情の体力」というものがあります。
この「感情の体力」は、本当の感情を押し殺したり、別な感情を作り出したりすることで、どんどん減っていくのです。
そのゲージが0になると、感情疲弊を起こし、「バーンアウト」と呼ばれる燃え尽き症候群になると言われています。
これは、接客業や感情コントロールを必要とされる職種の人たちによく起きるものですが、普段の生活でも十分ありうることです。
もし、あなたが職場の人間や上司などに対し、「負の感情」を持っている場合、友人に打ち明けたり、スポーツをしたりと、できるだけ早めに発散してください。
そして、その際には本当の感情を押し殺すことなく、素直に出してあげてください。
一方、「ポジティブな感情」は、オーバーリアクションするくらいその感情を出してあげましょう。
人生を楽しんでいる人は、表情が非常に豊かです。
特に喜怒哀楽において「喜」と「楽」が自然と表情に表れている人が多いです。よく声を出して笑い、周りもその笑顔で包みます。
また、そういった人たちは揃って「声が大きい」人が多いです。
ボソボソうつむきながら喋っている人で、「毎日楽しい〜!」っていう人はあまり見かけたことがありませんよね。
昨今、コロナ禍でマスクをつける生活が増え、我々は「表情筋」を以前ほど使わなくなりました。
結果、顔の筋肉が衰え、頬が垂れ下がった「ブルドック顔」という「老けて見える顔」になってしまった方が多いと聞きます。
我々はどんなに頑張っても、年齢と共に老化していき、シワが増えていきます。
自分が歳をとった時、あなたの顔に刻みたいのは「笑いジワ」ですか?それとも「疲れジワ」や「怒りジワ」ですか?
さいごに
今回は、僕の周りで「毎日を楽しんでいる人」たちに見られる「共通の特徴3選」をお話しました。
- 「休み・遊び」の予定を先に入れている
- 大きな楽しみだけではなく、小さな楽しみを毎日感じている
- 表情が豊か(特に喜・楽がよく表情に出ている)
みなさんはいくつ当てはまったでしょうか?
次回は毎日を楽しむために僕がやっていこうと思っている「アクションプラン」を3つお届けしたいと思います。
もし、これを読んでいる方が「やってみようかな」と思っていただけたら、ぜひ一緒にやっていきましょう!
自分の人生は自分のものです。
仕事は大事です。でも、自分の心身に何か起こった時、職場の人間や今抱えている仕事が、「自分の人生の責任」を取ってくれることは決してありません。
僕が企業で働いていた時の経験から言えることでもありますが、「自分」がいなくても組織はなんとか回るようになっているのです。
そのポジションが次長だろうが、課長だろうが、係長だろうが、自分がいなくなっても回るのです。
大学教員という職種ですら、僕が体調を崩して講義ができなくなったら、「誰か」が代わりにできるようになっているのです。
病気などで体調を崩し、人生を楽しめなくなって後悔するのは、あなたの働いている会社ではありません・・・あなた自身です。
毎日を楽しめず、遊べず、苦しみながら生活している方は、その呪いを解き、自分の人生を豊かにしていきましょう。
人生は毎日が小さな宝探しです!
今日から一緒に宝探し始めていきましょう!