ミライへのタネ
-Pay it Forward-
ACADEMIA

「成果を出す人」が実践する3つの行動

「どうしてあの人は、いつも結果を出し続けられるんだろう?」

そんな疑問を抱いたこと、誰でも一度はあるんじゃないでしょうか。

僕はアカデミックとして、そして世界中のビジネスパーソンと仕事をしてきた中で、ある共通点に気づきました。

それは、才能でも環境でもなく「日々の行動の積み重ね」にあります。

今回は、僕自身の経験と失敗から学んだ「成功する人の行動パターン3選」を紹介します。

成功は偶然ではありません。

行動には「型」があります。

その型を知り、実践することで、誰でも前進できます。

そして、そうすることがあなたを「成功」へと導いていくのです。

では、いきましょう!

1. 時間に区切りをつける:「腹八分目」の魔法

大学院時代、僕はよく自己嫌悪に陥っていました。

やるべきことがあるのに、ダラダラしてしまい何も進まない。

そんなとき、とある先輩が言いました。

「時間を決めてやれ。10割じゃなくていい。8割で止めてみろ」

最初は半信半疑でした。でも、やってみると効果は絶大でした。

集中力が続くし、翌日もすんなり取りかかれたのです。

「全部終わらせないといけない」というプレッシャーも軽くなりました。

みなさんがよく耳にするポモドーロテクニックでも言われていますが、人の集中力は15〜25分で低下すると言われています。

だからこそ、時間を区切ることで効率と継続力が高まるのです。

そして「もう少しやりたい」の状態で終える

実はそれが「次のやる気」につながる現象となったのです。

少し残すことで、習慣が自然と定着するということを体験しました。

成功されている方々はこれを当たり前のようにやっているようです。

2. タスクは“地図”に変えよう:具体化と細分化の力

やる気が出ない大きな理由の一つに、「具体的に何をすればいいか分からない」があります。

僕も新しいプロジェクトでは、最初に不安を感じて動けないことがありました。

そんな時は、やることを「地図の道順を作るように」細かく書き出してみる

簡単な例を挙げると「論文を書く」という大きなタスクを、まず「文献を3本読む」「要点をメモ」「構成を考える」というアクションプランに分解します。

すると、今やるべきことが明確になり、気持ちが軽くなるんです。

ポイントは、「5〜15分で終わる」くらいの小さな単位まで具体化すること

行動経済学でも、脳は明確な指示に反応しやすいという研究が行われています。

また、タスクを細かくすると「終わりが見える」ようになります。

終わりが見える作業は、人を自然と前向きにさせる力があります。

結果、ストレスも減り、自信にもつながっていきます。

「大きな夢」は、「小さな行動」に分解できる。

そしてその分解した「小さな行動」で自分が「大きな夢」へ向かうための道標を作っていく。

成功の第一歩は、地図と道順をできるだけ詳細に描くことです。

3. 毎日続けること:習慣こそが、自分だけの武器になる

「僕には才能がない」「自分には無理だ」

そんなふうに感じること、きっと誰にでもあると思います。

でも、成果を出している人って、実は毎日少しだけやっているだけなんです。

それほど「習慣の力」はとても大きいんです。

これはあらゆるビジネス書・自己啓発書にも書いてある「真理」です。

英語の勉強も運動も、1日5分でもいいから続けることが大切です。

続けていると、やらない方が気持ち悪くなってくる。

まるで歯磨きと同じ感覚ですね。

例えば、僕は毎日「3行日記」を書いています。

その日学んだことや、気づいたことを短く書くだけ。

それだけでも、「得たことが毎日積み重なっている」と思えるようになります。

特別な内容じゃなくていいんです。続けること自体に価値があるんです

そして記録をすることで、自分の行動が「見える化」されます。

「見える化」された行動は、自信ややる気につながります。

さらに記録を見返すことで、自分の傾向や課題にも気づけます。

週末にパラパラと振り返るだけでも、達成感が得られるでしょう。

「記録」は、自分自身への「証明」であり、自分が残してきた確固たる「人生の足跡」なんです。

このようにして作られた「習慣」は、やがて「スキル」になり、「自信」になり、「自分の人生の資産」になります。

具体的なおすすめアクションプラン

ここからは、今日からすぐに試せる具体的な行動のヒントを紹介します。

「知って終わり」ではなく、「やってみる」に変えるためのステップです。

小さな行動が、大きな結果への第一歩になります。

  1. 25分タイマーを使ってみよう(ポモドーロ・テクニック)
    • 25分集中+5分休憩を1セットに。
    • 2〜3セットで「やった感」が生まれます。
  2. やることを5〜15分単位に分けよう
    • 「調査を始める」より「Googleで3つキーワード検索」など、すぐにできる行動に細分化する。
  3. 毎日、1行でも日記をつけよう
    • 学び・気づき・感情など何でもOK。
    • 続けることで可視化され、自己効力感が高まります。
  4. やれなかった日も自分を責めない
    • 翌日に「またやる」こと。それが大切です。

まとめ

では、今回の内容を振り返ってみましょう。

成功する人たちに共通する行動パターン、それは次の3つです。

  • 時間を決めてやる(腹八分目でやめておく)
  • タスクを小さく分けて、すぐ始められる状態にする
  • 毎日コツコツと、続ける習慣をつくる

どれも、特別な才能は必要ありません。

まずは「やってみること」から始まります。

少しずつの積み重ねが、やがて大きな変化を生みます。

この記事を読んでくれた皆さんの人生が少しでもポジティブな方へ向かうことを願ってます。

それでは次の記事でお会いしましょう!

ほんでまず。

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