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【挑戦】 ペーパーレス化!

紙で仕事しますか?電子で仕事しますか?

今日は、最近僕が始めた自分の周りのものの「ペーパーレス化」について、経緯試してることきづきの3つについて話そう。

記事の長さの関係で、「きづき」に関して今回は「読書のみ」からでお届けしたいと思う。

経緯

今まで海外を移り住んできたものの、家に紙が増えても困らない生活を送ってきた。というのも、基本的に1つの場所に定住することが多かったし、出張もさほどなかった。

でも今の仕事について、国内・海外出張を含め「移動する」ことが多くなった。

コロナ禍で、大学研究室とホームオフィスの両方で働く生活になると、常にパソコン、タブレット、数冊の本、手帳、ノートなど多くのものを持ち運ぶようになった。職業がら本をよく使うため、本をたくさん持ち運びすることに、特に億劫さを感じるようになった。

WorkationやBleisureの社会への浸透、コロナの終息に伴い国内・海外出張がまた増えるということを考え、こう思った。

「・・・もっと身軽になれないかなぁ」

そこで、ネットや文献で色々な情報を調べながら「とりあえず」でペーパーレス化を始めてみた。

僕のペーパーレス化

人によって「ペーパーレス化」の定義はまちまちだ。「僕のペーパーレス化」生活・仕事に使うもので、「絶対に紙でなければいけない」と思うもの以外は全て電子化してみるというもの。

「超重要な学術書・参考書」「手帳」以外は全て電子化できないかなぁと考えている(手帳に関しては大きな理由があるので、また今度!)

具体的に今まで何をしたかというと・・・

  • 「超重要な学術書・参考書」以外は全てKindleやPDFなどで読む(ビジネス書などの実用書がこれにあたる)

  • 読書から学んだことは、その本別にGoodNotesでノートを作り、気づきをまとめる

  • ミーティング・ノートは、プロジェクトごとにフォルダを作り、そこに議事録用のWordファイルを1つだけ作り、時系列で管理

  • メモは基本的にApple純正のアプリNotesを使用(手書き含む)

  • プロジェクトの進捗や整理は全てアプリTrelloで行う

  • スケジュールは全てApple純正のCalendarで管理

  • これら全てはiCloudなどで同期されているため、自分がどこにいても全て同じ条件でアクセスできる

  • 万が一のことも考え、TimeMachineDropbox外付けHDDに3層でバックアップをとる

気づき:読書(紙の本 vs 電子書籍)

上にも述べたが、記事の長さの関係で今回は「読書(特に実用書)」からの気づきのみをシェアしよう。

紙の本と電子書籍両方の良さ・不便さを体験した後で僕が思ったことは、以下の2つ。

①「目的」をもう一度整理することが大事

そもそも、僕は「なぜその本を手に取るのか?」ということを根本的に考えるようになった。電子書籍に挑戦する前は、紙の本を「所有」し、それが自分の見える範囲にあること(壁を埋め尽くしていること)に大きな満足があった。「おぉ〜先生っぽい!」・・・みたいな。ただ、よくよく考えると、僕にとって「本(特に実用書)を読む」理由は、今まで知らなかった知見・情報を見つけ、それを自分の人生・仕事に活かすこと・・・これはいわば知見・情報の「宝探し」であり、「所有する満足」ではない。

実用書を読むときに共通することだが、その本に書いてある全てが「宝の情報」ということはまずない。せいぜい3つ自分の人生・仕事に活かせる新情報があったら、良書。5つあったら、ホームラン本。

結果、僕にとって実用書は「熟読用」ではなく、「探索用」の読書という結論に至った。

この目的であれば、電子書籍で事足りる。

②「読んだ後に何をするのか」を考えることが大事

僕が実用書を読んだ後すぐに考えるのが、「どうやって自分の血肉にするか」もしくは「どうやって得た知識・情報を自分なりの視点を入れて、アウトプットしていくか」

そう考えると、これには完全に電子書籍に軍配が上がる。iPadであれば、大事な箇所だけをスクショして、GoodNotesで簡単に整理ができるからだ。

僕の行う方法は、まず本に書いてある「図式化されたアイデア・表」を、Good Notesにスクショで取り入れる。それをベースに「気づき」をApple Pencilでメモする。最後に、その「気づき」からアイデアの発展・転換をしていく。こうすることで、「自分への取り込み」が効果的にできる。

注意点として、その電子書籍が著作権的にスクショをOKとするものなのか。そして、取り込んだアイデアを、どこかで具体的に発表するときは、必ず「参考文献」として情報を載せることが必要となる。

最後に

電子書籍を使った読書への挑戦は、まだ始まったばかりだが、今のところうまくいっている。

もし、同じような挑戦をしたい人で、なかなかうまくいかない人がいるのであれば、上にあげたような「なんのために読むのか」「読んだ後に何をするのか」をもう一度整理してみるといい。自分が紙の本と電子書籍どちらをメインで読んでいけばいいのかを決める手がかりになるかもしれない。

今後、自分なりのペーパーレス化を進めながら、僕が感じる『手書きメモ』(手帳vs iPad)の比較や、『情報整理術』、そして『アウトプット』についても随時アップしていこうと思う。

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